読書備忘録ーロマンチックな回覧板をまわす

これまでに読んだ本の感想をこっそりと書いていく予定 ロマンス小説多めでかなり偏りと多少のネタバレがあります

2018-01-16から1日間の記事一覧

「恋の香りは秋風にのって」リサ・クレイパス

「壁の花」シリーズ第2弾。もうこれは、超ロマンチックとしか言いようがない話です。あらすじだけ読むと、戸惑うふたりってなんだよ!魔法の香水ってなんだよ!という突っ込みが頭をよぎりますが、本編はロマンス小説としてはパーフェクトかもしれません。イ…

「もう一度あなたを」リサ・クレイパス

私がリサの作品が好きな理由の一つに、時間軸がしっかりしていることがあります。この話は前回の「ひそやかな初夏の夜の」から数年遡った時期の話なんですが、「ひそやかな~」には出てこなかったウェストクリフ伯爵の妹アリーンと幼馴染のマッケナとの恋物…

「ひそやかな初夏の夜の」リサ・クレイパス

リサ・クレイパスの「壁の花」シリーズ第一弾。もしかしたらこのシリーズの中では、この第一冊目が、時代背景を含めて一番良くかけているのかもしれないと思います。 「恋愛」という一種の虚構が結婚生活という現実に上手く着地するまでの話。結局アナベルが…