読書備忘録ーロマンチックな回覧板をまわす

これまでに読んだ本の感想をこっそりと書いていく予定 ロマンス小説多めでかなり偏りと多少のネタバレがあります

「心ときめくたびに」リンゼイ・サンズ

 

マディソン姉妹の3女、リサ編です。第一作「微笑みはいつもそばに」と第二作「いたずらなキスのあとで」で長女、次女と続いて、これが最終巻となっています。

この話から学べることは、「男性をその気にさせたいのなら、ベタだけどスケスケのネグリジェ最強!」ですかね。

心ときめくたびに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))

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 あらすじ

マディソン姉妹の三女リサは幼少のときからずっと、幼なじみのロバートにひそかな恋心をいだいていた。そんな彼女が社交界デビューを 控えたころ、ある事件に巻き込まれ、何者かの仕業で監禁されてしまう。間一髪のところでロバートに助けられたリサは勇気を出して彼に 想いを打ち明けるが、妹扱いされるばかり。落ち込むリサは彼を諦めるため、新たな結婚相手を探すことに。

 

長女編と次女編は、コインの裏表のような構成になっていましたから、ちょっとエッチな軽めのミステリーとして楽しめました。しかしどうやらそこで、リンゼイのネタがつきた感がありますね。主人公カップルのロバートとリサは前2作でもちょくちょく登場していますが、2人とも特に強い印象がなかったのが正直なところです。(リンゼイの作品は、少々あたりはずれが.....)

少女だったリサが成長して(特に身体が)、大好きなロバートをせっせと誘惑しています。お胸のふくらみがバッチリ見える、スケスケ勝負ネグリジェがいい仕事をしており、ロバートはあっという間にリサにめろめろになってしまうのです。つまりまとめると、プルプルのおっぱいは無敵!という結論でしょうか。

このカップルを含むマディソン姉妹全員のその後が知りたい方にとっては、楽しめる一冊と言えますね。