読書備忘録ーロマンチックな回覧板をまわす

これまでに読んだ本の感想をこっそりと書いていく予定 ロマンス小説多めでかなり偏りと多少のネタバレがあります

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「放蕩貴族を更生させるには」カーラ・ケリー

カーラ・ケリーの話には、ロマンス小説によくある華やかさや劇的なシーンがほぼ存在しません。しかし彼女たちの話には、ヒーローがヒロインに大きく影響されて自分の生き方を変えてしまうというけっこうな女性上位といえる特徴があるのも事実です。 侯爵ジョ…

「オックスフォードは恋の季節」カーラ・ケリー

エリザベス・ホイトとほぼ真逆といっても良いくらいの作風、カーラ・ケリーです。ヒロインはいつか世界中を旅して、旅行記を書いてみたいという夢を持つエレン。セクシーでもなければエロティックな魅力を持っているというタイプでもありません。でもエレン…

「ひめごとは貴婦人の香り」エイザベス・ホイト

エリザベス・ホイトの感想が多すぎ!なのですが、ホイトは私にとって質・量ともに満足できる作家なので、彼女の本を読み出すとホイト祭りになってしまいます。特にこの『四人の兵士の伝説』シリーズに関しては、ロマンチック度合いが私自身にぴたりとくるの…