読書備忘録ーロマンチックな回覧板をまわす

これまでに読んだ本の感想をこっそりと書いていく予定 ロマンス小説多めでかなり偏りと多少のネタバレがあります

セクシー

「道化師と内気な花嫁」エリザベス・ホイト

最近プライベートが落ち着かなかったので、すっかり更新が滞ってしまったけれど、なんとか頑張りたい今日この頃な私....。 こんな時にはエリザベス・ホイトのセクシーな描写に身を任せてみるのも一つの手かもしれない。 というわけでこの「道化師と内気な花…

「愛の吐息は夜風にとけて」エリザベス・ホイト

エリザベス・ホイトのメイデン通りシリーズ4作目です。この巻は、1巻から出てきている〈セントジャイルズの亡霊〉と呼ばれる謎に包まれた義賊にような存在の正体がついに詳しく明かされる、読み応え充分な一冊でもあります。それと同時に経験豊かな未亡人と…

「聖女は罪深き夜に」エリザベス・ホイト

エイザベス・ホイトのメイデン通りシリーズ、第1弾です。以前10作目の「心なき王が愛を知るとき」の感想を先に書いた際に、ブログに感想を書くため1作目から読み返してみようと思って戻って読んでみたのです。ざっくりとした内容しか覚えていませんでしたが…

「光と闇のはざまで」クレスリー・コール

クレスリー・コールのローア・シリーズで、「菫色の空へ」と対になっています。 「菫色の空へ」は弟のカデオン編ですが、「光と闇のはざまで」は兄のライドストロム編です。ローア・シリーズでは運命の女が存在しているという設定がされているのですが、厳格…

「あなたという仮面の下は」エリザベス・ホイト

引き続きエリザベス・ホイトで、しかもこの話は私のお気に入りの物語でもあります。しかし超オススメと言うには、全体的にちょっと地味というか....。とりあえず美男美女が出てくるきらきらストーリーではありません。というよりヒーロー・(ではないような…

「心なき王が愛を知るとき」エリザベス・ホイト

海外のロマンス小説を愛読する私ですが、単発よりもシリーズものを好んで読む傾向を持っているので、このメイデン・シリーズも当然1作目から読破しています。しかし実はこれ、シリーズものの10作目なのです。 エリザベス・ホイトは、暗い面を持つ人物、特に…

「満月の夜に」クレスリー・コール

クレスリー・コールのローア・シリーズ、第1巻ですね。シリーズの始まりにふさわしく、ライキー(人狼)の王ラクレイン(美形)が派手に登場、存分に活躍しています。お相手のヒロイン・エマは、妖精のような姿をしているヴァルキリー(戦乙女)ですが、ラクレイ…

「菫色の空へ」クレスリー・コール

前回の「もつれた蜘蛛の巣」がけっこう暗めのトーンで終わってしまったので、エロ満載(!)のクレスリー・コールのローア・シリーズで明るくしたいと思います。 ただし私はこの話のヒーロー・カデオンの女の趣味に関しては、ちょっとどうなのかなーと異議を…

「幻の花嫁」クレスリー・コール

この本はクレスリー・コールのローア・シリーズ第2弾なのですが、最初にはっきりと明記しておきましょう。ローア・シリーズはどれも激しい官能シーンが書かれていますが、その中でもこの「幻の花嫁」はどエロいです。「時の扉を開いて」、「鏡のなかの魔女」…

「いつもふたりきりで」リンゼイ・サンズ

天然ドジっ娘ヒロインとみかけよりかなり繊細な心を持つヒーローという、リンゼイ・サンズお得意設定の物語です。しかし彼女の本に関していつも気になるのが、本のタイトルが内容と若干ズレていることなのです。この「いつもふたりきりで」というタイトルも…

「時の扉を開いて」クレスリー・コール

この話はクレスリー・コールのローア・シリーズ「鏡のなかの魔女」の前作にあたります。出あった瞬間恋に落ちると紹介されており、そう聞くとたいそうロマンチックな感じがしますが、本を読んだ私からすると、あった途端に2人ともムラムラしているだけでは?…

「鏡のなかの魔女」クレスリー・コール

この話はファンタジーです。実は私はファンタジーにまるで興味が湧かないのですが、ハーレクインを紹介するサイトでものすごくオススメされていたので、ものは試しでよんでみたのです。それにしてもまぁ、イロイロな意味で激しい激しい。その中でもこの本の…

「心ときめくたびに」リンゼイ・サンズ

マディソン姉妹の3女、リサ編です。第一作「微笑みはいつもそばに」と第二作「いたずらなキスのあとで」で長女、次女と続いて、これが最終巻となっています。 この話から学べることは、「男性をその気にさせたいのなら、ベタだけどスケスケのネグリジェ最強…

「愛を知った侯爵」シェリー・トマス

前回の「あなたのそばで見る夢は」が生涯でただ一度の恋を書いているとするならば、この本に書かれている二人の恋愛は、“自分の自尊心を賭けた恋愛(戦い)”という表現がピッタリでしょう。このカップルはお互いとも非常に賢く抜け目ない上に、プライドも物…

「微笑みはいつもそばに」リンゼイ・サンズ

この作品から学んだことは、「死体はもっと計画的に移動させよう」と「いくら燃え上がっても窓際でいわゆる男女の“ことをいたす”のは、紳士淑女としてはいかがなものか?(外から丸見えだから)」の2つです。でも多分どっちも一生役に立たない学びだと思いま…