読書備忘録ーロマンチックな回覧板をまわす

これまでに読んだ本の感想をこっそりと書いていく予定 ロマンス小説多めでかなり偏りと多少のネタバレがあります

ミステリー

「フェニックスが唇に触れる」ジェイン・アン・クレンツ

これはジェイン・アン・クレンツ(別名アマンダ・クイック)のダークレガシー・シリーズ1作目となっています。2作目は、「琥珀色の光のなかを」という作品ですね。 このシリーズはパラノーマルと呼ばれるジャンルで、登場人物は超能力を駆使して敵と戦った…

「ひめごとは貴婦人の香り」エイザベス・ホイト

エリザベス・ホイトの感想が多すぎ!なのですが、ホイトは私にとって質・量ともに満足できる作家なので、彼女の本を読み出すとホイト祭りになってしまいます。特にこの『四人の兵士の伝説』シリーズに関しては、ロマンチック度合いが私自身にぴたりとくるの…

「雨上がりの恋人」エリザベス・ホイト

エリザベス・ホイトのプリンス三部作の1作目「あなたという仮面の下は」に続く、第2作目です。一言で表現するならば、とってもロマンチックな話と言えばよいのかもしれない。伯爵の長女ジョージナと土地差配人ハリーの、身分違いの恋の話です。なんか私はこ…

「聖女は罪深き夜に」エリザベス・ホイト

エイザベス・ホイトのメイデン通りシリーズ、第1弾です。以前10作目の「心なき王が愛を知るとき」の感想を先に書いた際に、ブログに感想を書くため1作目から読み返してみようと思って戻って読んでみたのです。ざっくりとした内容しか覚えていませんでしたが…

「マシューズ家の毒」ジョージェット・ヘイヤー

「紳士と月夜の晒し台」に続くジョージェット・ヘイヤーのコージー・ミステリ*1、シリーズ第2弾です。個人的には前作よりも、こちらの方が好みかな。現代のミステリだとインパクト重視が多いので、サイコパスが出て来たりおどろおどろしい動機が隠されていた…

「紳士と月夜の晒し台」ジョージェット・ヘイヤー

えーと、この話が果たしてロマンス小説なのか?と問われると微妙なジョージェット・ヘイヤーのミステリーです。ヘイヤーなので、当然艶っぽい描写はナッシング!その代わりに軽やかさとクラシカルな雰囲気を併せ持った物語の展開を楽しむのが、オススメの読…

「約束のキスを花嫁に」リンゼイ・サンズ

この話はスコットランド領主の花婿ロスがヒロイン・アナベルに一目ぼれをしたことが話が展開するきっかけになっています。しかし私がこの件に関してはっきりさせておきたいことは、ロスが間違いなくおっぱい星人だということなのです!彼がアナベルの可愛ら…

「いたずらなキスのあとで」リンゼイ・サンズ

「微笑みはいつもそばに」に続く第2弾、妹のシュゼットの恋愛編。タイトルこそ可愛らしいのですが、いくぶんタイトル詐欺な内容とも言えるでしょう。とにかくシュゼットが強烈でアクティブ感に溢れたレディ(!)なのが、読んでいるこっちとしては面白くてし…

「微笑みはいつもそばに」リンゼイ・サンズ

この作品から学んだことは、「死体はもっと計画的に移動させよう」と「いくら燃え上がっても窓際でいわゆる男女の“ことをいたす”のは、紳士淑女としてはいかがなものか?(外から丸見えだから)」の2つです。でも多分どっちも一生役に立たない学びだと思いま…

「ときめきは永遠の謎」ジェイン・アン・クレンツ

2018年を迎えるにあたって、今年の目標に「自己開示」をしてみようと思い、読書の備忘録を公開してみたくなりました。どんな本を読むのか読まないのかはその人のかなり個人的な部分なので、これまでわが子にすら読んだ本をあまり知られたくなかったというの…